CASE STUDIES

お客様事例
海外向けウェブサイト制作

ワタミ株式会社 様

事例概要

経緯

2015年9月、「NHKワールド」の美容と健康をテーマにした番組内で、安全・安心な野菜を使うことにこだわりつづける居酒屋チェーン「和民」「坐・和民」の取り組みが紹介されることになったため、受け皿を作ってワタミブランドを広める一助にしようと、急遽、キャンペーンページ(英語・中国語/繁体字)を制作することに。そこで、インバウンド対策ほか海外向けホームページ制作の実績が豊富なインフォキュービックに制作を依頼。

対策

番組放送が間近だったため、制作期間は2週間程度と非常にタイトだったが、数回の会社訪問による打ち合わせとメールによるやりとりで、スムーズにキャンペーンページ(英語・中国語/繁体字)の制作を完了。制作面においては特に、ターゲットとなる国で好まれるデザインの提案を行った(ローカライゼーション)。

成果

一例として、今回のキャンペーンページ(英語・中国語/繁体字)のリリース後、グループ企業のひとつである「ワタミインターナショナル」(主な拠点は中国)から「番組出演者によるSNSへの投稿記事について、中国国内の店舗から問い合わせがあった」との連絡がある。該当する記事にインフォキュービックが制作したキャンペーンページのURLが掲載されていたため、番組を入口とした閲覧者の流入が実証されたことになり、ひいては「番組を入口としてワタミブランドを広めるための受け皿を作る」という目的の達成につながった。

お客様の声

御社の事業の内容を教えてください。

「ワタミ」と聞くと、居酒屋の「和民」を代表とした外食や、「ワタミの宅食」も展開しているので中食のイメージが強いと思いますが、実際の事業はそれだけではありません。

ワタミグループ全体としてはまず、日本全国11カ所に農場と牧場をもつ「ワタミファーム」で、有機農業の発展に取り組んでいます。自社農場や契約農家の農場・牧場で食材を生産し(一次産業)、その食材を自社工場・協力工場で加工して(二次産業)、最後に店舗でお客様に提供する(三次産業)という、政府も推進する“六次産業”のモデルになっています。

キャンペーンページ制作(英語・中国語/繁体字)が必要だった理由は?

今回のキャンペーンページは、「NHKワールド」(「日本やアジアの今」をテレビ、ラジオ、インターネットで伝える番組)で、弊社の開発した有機ニンジンを100%使用してつくった人参ジュースをご紹介いただき、また当該商品をはじめとした有機野菜を使ったメニューの販売にまつわる安全・安心への取り組みを取り上げてもらうことになったため、番組放送後の受け皿として制作しました。

言語は、メインの出演者がタイ・台湾・シンガポール出身の3人だったことと、番組が世界の主要各国で放送されていることから、英語と中国語(繁体字)の2言語に対応させることにしました。

インフォキュービックをパートナーに選んだ 「決め手」 は?

渡邊美齢 様

納期・制作費の兼ね合いや、ちょうどインフォキュービック様の営業の方から「インバウンドに強い」という趣旨のご提案を受けていたこともあり、今回はインフォキュービック様にお願いすることになりました。

特に、「ただ翻訳するのではなく、海外の方が好むデザインから作り込んだホームページを作ります」という内容のプレゼンテーションが印象的で、発注の決め手になりました。弊社内では、ページのデザインを海外に合わせるという発想自体がなかったので。

今回のキャンペーンページは基本的に海外の人が見るものでしたから、ローカライゼーションができるというのは大きな強みでした。

今回行った施策にあたり、制作の時点で苦労した点はありますか?

インフォキュービック様から営業のアプローチがあったのは、2015年9月はじめ頃のことでした。今回の制作はあらかじめ費用と納期が決まっており、発注が決まって制作がスタートしてから納品までは、2週間ほどしかありませんでした。

制作のやり取りの中での不満は何もありませんでした。インフォキュービック様には、初めてのお付き合いでゼロから進めていただいて、助かりました。

キャンペーンページ(英語・中国語/繁体字)を制作してから、どのような効果がありましたか?

実は番組放送後、商品についての感想などを出演者がブログやSNSなどで投稿していただいたのですが、そこで手ごたえがありました。具体例を挙げると、中国を中心に展開している「ワタミインターナショナル」というグループ会社があるのですが、そこから「お客様から投稿記事についてお問い合わせがあるので、記事の内容を店内で展示していいですか」と問い合わせがあるほど、反響が大きかったんです。

インフォキュービックのサポート体制はいかがでしたか?

制作のやりとりは、最初に2回ほど来社していただいた後は、メールがメインでした。毎回、的確にアドバイスをいただける印象でした。2週間という非常にタイトな製作期間でしたが、そんな中でもインフォキュービック様には素早く対応していただいて、本当に助かりました。

また、例えばデザインが上がって来たとき、「海外の方はこういうデザインを好むので、こういうデザインにした方がいい」などと、細かなことでもすべてに根拠を説明していただいたので、こちらとしては安心したというか、納得してお願いすることができました。時間がない中でも丁寧にアドバイスをいただけたので、納期を急いだからといって妥協されていないことが分かって信頼できたのだと思います。

今後、インフォキュービックに期待することは?

今後も2020年に向けてインバウンド需要はますます上昇傾向にあると思うので、海外の人に向けてどのように情報を発信し、どうすれば効果がでるのか、現状は入口が公式ページからだけなので今後どうしていけば良いか、トレンドや他社の成功事例などを都度ご提案して頂きたいです。また、インフォキュービック様は海外向けホームページ制作以外にもさまざまなことをされているので、今後はもっと別の項目でもお付き合いしていければ良いと思います。