「インバウンド向けデジタル施策」に強い海外特化のデジタルマーケティング会社を探し続けて、ようやく出会えたインフォキュービック・ジャパン。
英語ネイティブに刺さる自然な広告文も、グローバル・コミュニケーションを実現するウェブデザインも大満足。これからも末永くよろしくお願いします。
GSM Rentafone Pty Ltd. 日本支店 様
事例概要
経緯
新規顧客獲得のためのデジタル施策(SEO対策やGoogle広告のアカウント運用)とともに多言語ウェブサイトのリニューアルも依頼できる代理店を探していた「GSM Rentafone Pty Ltd. 日本支店」様より、直接お問い合わせをいただいた。その後、訪問による課題のヒアリングを経て、発注に至った。
対策
インバウンド向けデジタルマーケティング施策のひとつとして、Google広告(英語)を出稿。特にこれまで「GSM Rentafone Pty Ltd. 日本支店」様が訴求に課題感を持たれていたという東アジア・東南アジアに対する訴求を強化するため、アジア出身の経験豊富なスタッフがアカウントの運用にあたった。また表層部分であるウェブサイトをシンプルで分かりやすいデザインのものへと全面的にリニューアルすることで、相乗的な顧客獲得効果を狙った。
成果
Google 広告の広告から、コンスタントに予約を獲得。検索エンジン対策の施策についても分析まで対応することで、課題を明確にし、今後のさらなるコンバージョンアップにつなげていく。ホームページのリニューアルにあたっては、海外向けウェブサイトのトレンドを取り入れ、写真を大きくレイアウトしたシンプルなデザインにすることで、ユーザビリティの向上をめざした。
お客様の声
弊社は、日本の通信サービス事業における“インバウンドの先駆者”であると自負しております。
弊社「GSM Rentafone Pty Ltd. 日本支店」は、オーストラリアに本社をもつ通信サービスプロバイダー「GSM Rentafone」が30年・6カ国にわたり培ってきたノウハウや経験をベースに、2003年に創設されました。事業の主軸は訪日外国人(インバウンド)や海外へ出発する日本人をメインターゲットにした通信デバイスのレンタルおよび販売で、ソフトバンク株式会社をブランドパートナーとした通信サービス事業とともに、「あらゆる国籍・世代・ジェンダーの方々に便利なコミュニケーション手段をを提供したい」との想いをブランド名に込めたオリジナル通信サービスブランド「AnyFone JAPAN」を提供し、累計100カ国以上・200万人以上の方々に当社の通信サービスをご利用いただいております(数字は2017年7月現在)。
また通信サービス事業のほかにいくつかの流通事業を手掛けており、昨年(2017年)10月にはオーストラリア発祥のインナーウェアプロダクトとして世界11カ国で展開している「Boody」(ブーディー。オーガニックで栽培された竹を素材に使用したOrganic Bamboo Eco Wearのブランド)の日本総代理店の権利を得て、同事業を専業とする会社「JORICO ENTERPRISES PTY LTD 日本支店」を設立しています。
手薄だったデジタルマーケティング施策とともに、ウェブサイトも全面リニューアル!
弊社ではもともと、ソフトバンクや旧ボーダフォンという国際的な認知が高いビッグブランドをメインパートナーとしてブランド戦略を行ってきましたので、それほどマーケティングコストをかけなくても、空港直営店や代理店といったリアル店舗におけるコンシューマー獲得や法人営業は堅調でした。そのためデジタルマーケティング施策はあくまで補完ツールにしてきたという背景があり、ウェブサイトからの顧客獲得については手薄になってしまっていたのです。ところが、数年前から通信サービス市場が飽和し過当競争が続く中で、社内からの「やはりウェブサイトのテコ入れが必要だ」という声が高まり、インバウンド向けのデジタルマーケティング施策とともにウェブサイトをリニューアルすることに。特にサイトのリニューアルについては、従来はトラブル回避のための免責事項が羅列されておりサイト全体が煩雑な印象でしたが、ソフトバンク社から弊社に対するブランドガイドラインの緩和を取り付けることに成功し、従来以上の裁量権を得られたことから、ユーザー目線に立ったサイトへと全面リニューアルすることができました。リニューアル後のサイトは、同業他社と比較してとてもシンプルで海外のクリエイティブ感があり分かりやすく、また弊社らしい独自性を醸成したサイトになったと自負しています。
とは言え、今までマーケティングに注力してこなかったため、インバウンド対策についても全般的に苦労しているのが現状です。本社や支店がオセアニアに集中していること、ヨーロッパに強い旧ボーダフォンを源流としていることから、欧米やオセアニアへのアプローチは安定しているものの、年々伸びてきている東アジアや東南アジアからのインバウンド需要については訴求に課題を残しておりますので、今後もインフォキュービック・ジャパンさんに協力していただきながら良い方向に対策を進めていければと思っています。
パートナーに選んだ「決め手」は、豊富な実績はもちろん、企業同士の気質が似通っていたことが後押し
インフォキュービック・ジャパンさんをパートナーに選ばせていただいた最大の決め手は、やはり「海外実績が豊富で、信頼できる」と感じられたからです。というのも、“インバウンド施策に強いデジタルマーケティング会社”を謳う代理店さんはほかにも何社か見つかったのですが、その中で「ホームページの内容と実情に乖離がない」と思えたのがインフォキュービック・ジャパンさんだったのです。
また同業他社のホームページなどを定期的に巡回していると、時には不自然な言い回しの英語で書かれたコンテンツに出会ったりしますが、多国籍なスタッフさんがいるインフォキュービック・ジャパンさんなら、英語はもちろんほかの言語においても、ただ翻訳するだけではなくインバウンドに最適なワードの選定ができるに違いないと感じたのも理由のひとつです。それは海外向けウェブサイトの制作はもちろん、デジタル広告の出稿についても大きな強みになりますので、その両方を依頼するには最適でした。
それからもうひとつ、弊社はオーストラリアに本社がある外資系企業ですが、インフォキュービック・ジャパンさんもアメリカに関係会社があり、また企業規模も似た感じですので、気質が合っていたことも選定を後押ししました。
Google 広告の広告から予約を獲得。分かりやすいウェブサイトのクリエティブにお客様からお褒めの言葉が
デジタル広告については、成果が出るまでにそれなりの時間がかかるものですので、目標としては達成していないものの、Google 広告から予約を獲得できていますし、数値的にも増えている実感があります。また作ってもらった広告文を社内の英語ネイティブのスタッフが確認すると、言い回しが自然なだけでなく社内では考えつかないような内容だったりして、新しい発見につながることも。自社のプロダクトやサービスの内容を伝えると、それに合ったアイキャッチやユーザーが惹きつけられるようなメッセージ性の高い広告文をご提案いただけるので、いつも学ばせていただいております。検索エンジン対策についても、以前は内製していたために分析は後回しになっていましたが、現在はインフォキュービック・ジャパンさんに運用していただいているおかげで分析までしっかりと対応でき、数値的な指針ができるのも大きな収穫ですね。
またホームページ作成については、オーストラリアや外国のウェブサイトのように写真がとても大きくレイアウトされていて、とても分かりやすく、お客様からもお褒めいただいております。
対応はとてもスピーディー。一緒に施策を作り上げている実感があります。
インフォキュービック・ジャパンさんとのやりとりは、メールや電話などの対応はもちろん、何か新しい施策を始めるときなども、とにかくスピーディー。きちんとスケジュールを明確にして進めてくれるので、こちらもスケジュールを立てやすいのがいいですね。
当初はデジタルマーケティングに対する知識がまったくなかったため、実績豊富な担当者さんに分からないことを少しずつ教わりながら進めてきたのですが、こちらがどんな質問をしても分かりやすく丁寧に説明してくれるので助かっています。例えばこちらから「こんな施策ができますか?」と聞いたときにも、ただYesかNoで答えるのではなく「その施策よりこちらの施策の効果が高いです」と、具体的な説明を添えてより良い提案をしてくれるので、一緒に施策を作り上げている実感があります。
またウェブサイトのリニューアルに際しては、無理かなと思えるお願いをしたのに、すべて対応していただけて大変助かりました。
対応すべてに満足。今後は課題解決に向け、プロフェッショナルの立場からアドバイスをいただきたい。
今回、インフォキュービック・ジャパンさんと一緒にデジタル広告の運用やウェブサイトの制作をしてみて、担当者さんの対応や営業サポート、そしてレポーティング技術とそのクオリティ、そのすべてに満足しています。あとはただ、コンバージョンだけです(笑)。弊社は定額の予算でお願いしておりますので、できることに限りがあるとは思いますが、予算の10倍くらいのコンバージョンを目指していきたいと思っておりますので、宜しくお願いします。
通信サービスというものは、生活に絶対に必要なものにも関わらず、料金以外で押し出すのが難しいのが悩みどころ。例えばお茶のように、「飲みたい」というような直接的な欲求を刺激すれば顧客を獲得できるというものではありませんし、実態が目に見えないために“インスタ映え”するものでもありませんので、SNSを利用したマーケティングもなかなか難しいところがあります。今後、2019年のラグビーワールドカップでは200万人以上、その後の東京オリンピックではその何倍もの海外旅行者が来ると予測されていますので、そうした課題についてぜひ、デジタルマーケティングのプロフェッショナルの立場から積極的なご提案や良いアドバイスをいただければと思います。